MacBook Pro Retina 15インチ Mid 2015 最高!

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MacBook Pro Retina 15インチ Mid 2015・MacBookPro11,4

 

私は当時のMacBook Proの新機種・2016年モデルが発表されてから、あえて旧モデルであるMacBook Pro Retina 15インチ Mid 2015を選びました。

 

結果として、このチョイスは間違っていなかったと今では強く思います。

 

その理由を述べる前に、現在でも非常に満足のいくパフォーマンスを見せてくれる我が愛機の基本的なスペックを紹介しながら、私が気に入っているポイントをご紹介します。

 

 

まずは15インチRetinaディスプレイの美しさ。かつての機種と比べればその鮮やかさの違いは歴然で、趣味の画像編集がとても楽しくなりました。あらためてディスプレイは大切だと思い知らされます。

 

そして256GBのSSD・16GBのメモリ搭載で動きがとにかく早いこと。起動には1分もかかりませんし、私の主な仕事である音声収録や様々な編集作業を終えるまで、なんのストレスもなくキビキビと作業してくれるパフォーマンスの高さは、5年経った今でも色褪せることがありません。

 

1999年以来、eMac、MacBook(Black)、そしてiMacと、これまで4台のMacと付き合ってきましたが、スピード感や作業効率はこの機種が間違いなくNo.1だと思います。

 

 

 

ここまで紹介したスペックなら、その後に続々と登場する新機種と大差ない(あるいはもっと優れている)のかもしれませんが、私が気に入っているのはMacBook Pro Retina 15インチ Mid 2015の持つ拡張性だったりします。USB3ポートがふたつ、Thunderbolt2ポートがふたつ、HDMIポートがひとつ、そしてSDXCカードスロットがひとつという接続端子群のラインアップは、次の世代・2016年モデルとは大きく異なり、もっと言えばこれ以降、ここまでの接続端子群は持たなくなっていまいました。

 

特にSDXCカードスロットは、起動ディスクが256GBのSSDという容量の少なさを補うためのサードパーティが販売しているストレージ拡張カード(ちなみに私はJetDrive Lite 360を使っています)を挿入して使えば、LogicProXの60GB近い膨大なサウンドファイルや、作業中に出る余計な一時保存ファイルなどを逃しておくことで、いつでもどこでも快適な作業環境を構築することが出来ました。

 

HDMIポートがあることも、そしてヘッドホン端子がデジタルOUTも兼ねていることも、現機種にはないささやかな違いではありますが、使い方の幅を広げる意味でも、私のツボを見事に押した部分と言えます。新機種が持つ魅力的な新機能も勿論素晴らしく、時に勿論、羨ましくもあるのですが、こうした拡張性こそが私の仕事環境には非常にありがたく、あえて旧モデルであるMacBook Pro Retina 15インチ Mid 2015を選んだ大きなポイントでした。

 

 

 

特に悪い点は見当たらない、と言いたいところですが、しいて挙げるとするなら、やっぱりその重さでしょうか。

 

他の作業場やコワーキングスペースもしばしば利用する私ですが、肩に食い込むショルダーベルトが正直、苦しくなることもあります(50を越えた年齢のせいもあります)。でも少しでも大きなディスプレイをと自分で選んだ15インチですし、これはもう仕方がないと諦めるほかありません。何しろその拡張性に惚れたのですから、何でもかんでも自分の思い通りにはならないということでしょうね。

 

 

少しでも長持ちさせようと考え、自宅では別にBluetoothキーボードを使って本体のキーボードを守るほど、大切に扱っている愛機。もしも壊れてしまったら、もう一度こいつを選びたいと思っているのですが、Appleの現機種を見るに似たような機種を手に入れるのすらもう難しそうです。

 

だからこそ、MacBook Pro Retina 15インチ Mid 2015はもう2度と現れないかもしれない最強のMacではないかと思います。いや、だって、ほんとにすごいですから。