コスパには大変優れているDell Inspiron 15 3000だけどいくつか問題点も

Dell
Inspiron 15 3000

 

DellのInspironシリーズは、非常にコスパに優れているのですが、中でもこの15 3000はコスパの面で非常に満足できる製品です。

 

とにかくまず値段が安いということ、日本製のパソコンに比べると同機能のものの3分の2程度の金額で手に入るという、コスパの良さを誇っています。

 

実際、公式サイトでの購入の場合、特に何もオプションを付けなければ、Core3で1TBの製品で5万円台で入手できたのですから、値段的には言うことはありません。

 

最新機種でないので、その点もお値段に現れてくれています。

 

また重量も2キロ弱、非常に厚さも薄いので持ち運びにも適しています。

 

15インチ越えていますので、さすがに外出先にまでは持って行きづらいのですが、家の中で部屋の移動での使用には問題はありません。

 

どの部屋でも使えるので、必要に応じて移動ができるのが助かります。

 

ちなみに、1週間ほど入院するはめになって、このパソコンを病棟まで仕事のために持っていったのですが、問題なく使用できました。

 

病院のベッドの上の食事用の題に乗せても問題なく、また膝の上に置いての操作にも重いということもなく使用ができました。

 

軽さとそこそこのスペック、それに値段という点を考えた場合、この製品はお買い得と言っていいでしょう。

 

まあCore3なので、人によっては物足りなく感じるかもしれませんが、ネット周回と事務的な処理にメール処理程度なら、充分に役立ってくれます。

 

ちょっと派手なオンラインゲームとかだと、さすがに動きが遅くなるのは、この値段とスペックでは仕方のないことですね。

 

仕事用、それもあまり多くの窓を開けずに行える仕事用のパソコンとしては、コスパの良さでおすすめしたいところです。

 

 

 

 

使い勝手も特に問題はありません。テンキーも付いていますし、キーの深さも自分好みです。

 

つまり、パソコン自体薄いのでキー自体は深くはないのですが、押したという手応えは感じられるのです。

 

またキーを打った時の音も、ほとんどしませんので、それこそ病院内でも問題なく使用できたのです。

 

サイズ的にも充分に手を乗せて問題ない程度の手元の余裕もあります。

 

ただこのキーについては、ちょっとした問題があります。Enterキーが小さめなのです。

 

これは海外のパソコンによくあることなのですが、日本製のものと比べると明らかにEnterキーのサイズが小さく、慣れないとかなりの率で押し間違えます。

 

このDellの製品の前までは日本製のパソコンを使用してたので、手がそれに慣れてしまっていて最初はどうしようかと思いましたね。

 

結局、キーボードを購入して接続、自宅では邪道ですが外部キーボードで打ち込みを行っています。。

 

おかげで外出先での本体のキーボードに慣れないという、弊害を背負っているのは事実です。

 

 

 

またこれも海外製品によくあることですが、説明書というものがありません。

 

基本的な説明書きのパンフと言うにも足りない、小さな紙が入っているだけです。

 

わからないことはネットで調べるもしくは、サポートを利用してくれということでしょう。

 

仕様書も入っていない状態なので、細かな仕様などはそれこそ公式サイトで調べて、手元に欲しい場合ダウンロードしてプリントアウトが必要です。

 

そう言った状態なので、パソコン初心者にはおすすめが出来ません。

 

ある程度のパソコンに対する知識があるか、すでにパソコンを使い慣れている人用と言う感じです。

 

パソコンはもうどのメーカーでも大丈夫という人の場合は、分厚い説明書など入っていないので、荷物も軽いし無駄なゴミも出ないということで歓迎できますね。

 

 

 

もう1つ加えると、製品自体はともかく、Dellの場合サポートの体制がいささか不満ですね。

 

公式のサポートが、個人の顧客に対してはマニュアル通りにしか答えられない、マニュアル以外は答えを出さないスタッフしかいないのです。

 

聞いたところでは、法人のサポートは別になっていて、そちらはプロのサポートだということです。

 

このあたりの改善をお願いしたいところです。