昔ながらの炊立てシリーズJKT-C100はやっぱり美味しかった

タイガー
炊きたて JKT-C100 

 

半年ほど前にタイガー炊立ての炊飯器を購入しました。

 

以前使っていた炊飯器は、かれこれ10年以上使っていたのでさすがに寿命が来たようで、ご飯がパサパサな炊きあがりと、炊きあがった時の良い香りがあまりしなくなっていました。

 

でも長い事使っていただけに愛着があり、なかなか買い替えの踏ん切りがつかなかったのですが、さすがにご飯が美味しくないと家族から不満が出たので、思い切って新しく炊飯器を購入しました。

 

長い間、新しい炊飯器を購入する気が全く無かったので、最近はどんな炊飯器が売られているのかの知識がまるで無く、選ぶのにとても迷いましたが、メーカーがタイガーである事と、炊立ては昔母が使っていたのを思い出してこの炊飯器に決めました。

 

電気屋さんの説明を聞いてみると、一番おいしく炊けるのは圧力タイプの炊飯器だと言う事でしたが、以前の炊飯器でも調子が悪くなる前は美味しく炊けていたので、高望みはせずお値段控えめなIH式にしました。

 

早々に購入した炊飯器を使ってご飯を炊いてみた感想は、美味しく炊けて大満足でした。

 

お米の美味しさって、この味だなと思いだして感激してしまいました。

 

いかに古い炊飯器が、もうちゃんと炊けていなかったのかを実感しました。

 

銅入りの三層遠赤釜仕様がご飯をふっくら炊き上げてくれて、さらに130度と言う高加熱で釜全体を包み込むらしいです。

 

詳しい事はよくわかりませんが、確かにとても甘みのある美味しいご飯が炊きあがります。

 

炊飯できるメニューもいろいろあって、新しい事にも挑戦してみたくなります。

 

 

 

残念なのは、普通に炊けば問題ないのかもしれませんが無洗米コースがない所です。

 

以前の炊飯器には無洗米コースがあったのですが、これにはそのコースがありません。

 

とても気が利いているなと感じる所は、内釜に取っ手が付いている所です。

 

使い終わった炊飯器の内釜を取り出す際に、まだ熱くて素手だと取り出しにくいものでしたが、取っ手が付いているので、熱い思いをしないで取り出す事が出来るのです。

 

これはさりげないけれど、使う人の身になって考えられていて、とても感心して気に入っている点です。

 

同じように、内蓋にも熱い時でも外しやすいツマミがついているのが嬉しいです。

 

全体的に凹凸が少ないので、手入れがとてもしやすくて助かっています。

 

形もシンプルで、ダークブラウンが落ち着いた雰囲気で、汚れも目立ちにくくなっています。

 

表示画面が大きいので操作がし易いのも使いやすい点だと思います。

 

特に時間表示や、炊きあがりまでの残り時間を表す数字がとても大きく表示されるので、見やすくて便利です。

 

これだけ我が家では大満足の炊飯器ですが、購入先の電気屋さんに売られていた炊飯器の中では特別人気機種ではないようでした。

 

きっと、10年以上新しい炊飯器を意識していなかったため、炊飯器の最近の進歩について行けてないのは承知ですが、毎日美味しく炊きあがったご飯に満足できているのですから、十分だと思っています。

 

電気屋さんに並んでいる炊飯器は、それこそ5万、10万と言ったものがざらに売られていますが、そんな炊飯器だといったいどんなご飯がたけるのかと、複雑な気持ちになってしまいます。

 

この炊飯器の気に入らない点はこれと言って無いのですが、あえて言うなら水加減が少し難しい気がします。

 

きちんとお米をカップで計ってメモリに合わせた水加減で炊くと、炊きあがりが少し固めになります。

 

固めが好きな人には良いかもしれませんが、普通の炊きあがりにするには表示してあるメモリより2割増した水加減が必要です。

 

今は慣れてその感覚で水加減を調節しているので問題ありませんが、慣れるまではいろいろ試す必要がありました。

 

それ以外では特に不満はなく、この炊飯器とも長い付き合いが出来たらいいな、と思っています。