コード付き掃除機「MC-PA110G」の評価

panasonic
MC-PA110G

 

 

この掃除機は、コードが付いているタイプの紙パック式掃除機です。

 

 外形寸法は、幅242mmx奥行き365mmx高さ196mmとコンパクトサイズです。

 

 質量は、本体のみだと2.8kg、ホース・伸縮自在延長管・床用ノズルを含めて4.5kgとなっており、他の同企画の掃除機に比べて軽量です。

 

 運転音は62dB〜56dBで使用感としては、今まで使用してきた掃除機の音の大きさとそれほど変わらないと思います。

 

 消費電力は、運転中は1100W〜300W、運転停止中は約2Wです。省エネモードもあり、省エネ率は自動モードの時で約50%です。

 

 

 

 気に入っている点は5つあります。

 

 1つめは子ノズルのおかげで狭い隙間やサッシの掃除がしやすい事です。足下のペダルを踏むとノズルが外れますが、新たな部品を付け替える必要なくそのまま掃除ができます。以前使用していた掃除機は、狭い部分には手で接合部分を外し、別部品を取付けしたため、多少手間がかかりますし、しゃがむなど体勢を変えなければなりませんでした。その点、この掃除機は体勢を変えることなく簡単に子ノズルとして掃除できる点が魅力です。LEDライトが点灯する仕組みになっておりますので、暗い部分の隙間掃除にとても役立っています。子ノズルにしても吸引力は変わらないのでゴミがしっかり吸い取れます。

 

 

 

 2つめは軽くすいすい進むことです。パワフル自走ノズルというブラシの回転力で前に進む構造をしているため、力を入れずに掃除することができます。

 

 

 

 3つめは紙パック交換なのでお手入れが楽な事です。以前の掃除機は、サイクロン式の物を使用していました。目に見える形でゴミが吸い取られていく状態がわかり、気持ちが良いと思っていました。しかし、使い始めは吸引力が良いのですが、月1回くらいのペースでフィルター部分の掃除が必要なことと、何年も使用するにつれ吸引力が落ちてきて、故障してしまいました。紙パックの場合、パックにゴミがたまってくると吸引力は自然と落ちていきますが、紙パックの交換のみで元の吸引力に戻るのでサイクロン式ほど掃除はいらないと思います。また、サイクロン式に比べて故障しにくいそうなので長く使える事を期待しています。

 

 

 

 4つめは、布団掃除用のノズル(別売り)が付いているので、布団のダニやほこりの吸引もできる事です。ボコボコした固いブラシが付いているため、布団に潜り込んでいるダニやほこりを叩いてかきだすようです。我が家には専用の布団掃除機はありませんが、これで大体の布団の掃除ができるので、掃除機1台で済ますことができ重宝しています。

 

 

 

 5つ目は、見た目も白を基調としていて清潔感があり、コンパクトなので我が家の狭い収納スペースにすっきり納まります。

 

 

 

 

 反対に、気に入らない点をあげるとするならば、ソファー下などの狭い床掃除をするときは、操作部を斜めにして奥に押し込む必要があるため、思うように前に進みにくい事です。ノズルをまっすぐに倒すだけで奥に滑り込ませる機能があればなお良いと思います。また、クリーンセンサー機能が付いており、見えないゴミを検知するようですが、頻繁に光ってしまうのでその都度ノズルをその場所に留めておくと、時間がかかってイライラします。(センサーの感度を変えることも1つの方法だと思いますが)ハウスダストなどの微細なゴミもしっかり取り除きたいという方にはおすすめですが、私はセンサーを無視して掃除してしまうことも多いです。

 

 

 

 最近は、コードレスタイプの掃除機がよく売れているようですが、年数を経る毎に充電時間が短くなってしまうのではという不安から、あえてコード付きの掃除機を購入しましたが、我が家は2カ所のコンセントで全部屋が掃除できてしまうので、コードの付けかえが全く気になりません。全体的に、使用感としてはほぼ満足しています。